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バックアップ方式について

Azureのバックアップについて記載する前に、一般的なバックアップ方式の概念について記載します。

 

■一般的なバックアップ方式

以下3つの方式が一般的です。

① 完全バックアップ

② 差分バックアップ

③ 増分バックアップ

 

それでは、各バックアップ方式についての詳細です。

 

■①完全バックアップ

言葉そのままに、すべてのデータをバックアップする方式です。

例えば、以下の図の場合、3回バックアップを取得していますが、

3回目のデータだけあれば、何かあった際に3回目のデータのみでリストアすることができます。

※黒字箇所が1回目からの更新箇所です。

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完全バックアップ

メリットとデメリットは以下の通りです。

<メリット>

・バックアップデータは常に完全バックアップのデータ一つのみが存在していればよいため、管理が容易

・リストア時に、バックアップデータを探す手間が省ける

・リストア時に、復旧手順が少なくて済む。

 

<デメリット>

・毎回全データを取得するため、バックアップ時間がかかる。容量が大きくなる。

 

■②差分バックアップ

ちなみに、私は差分バックアップと増分バックアップの違いがイマイチわからず、モヤッとした状態で理解していました。

前提として、差分バックアップは、完全バックアップからの差分(更新)をバックアップします。

重要なのは、「完全バックアップからの」ってところ!!

常に、完全バックアップを基準として更新があったデータをバックアップします。

例えば、以下の図の場合、3回バックアップを取得していますが、

1回目は完全バックアップ、2回目、3回目は差分バックアップです。

2回目3回目は完全バックアップからの差分のみがバックアップされています。

つまり、差分バックアップも徐々にバックアップデータが大きくなっていきます。

 

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差分バックアップ

メリットとデメリットは以下の通りです。

<メリット>

・バックアップデータ量が少なくて済む(ストレージの使用料が削減できる)

・リストア時は、完全バックアップと最新の差分バックアップのデータのみで可能。

 

<デメリット>

・リストア時に、完全バックアップと比較すると、復旧手順が若干増える。

・管理するバックアップデータが常に完全バックアップからの差分データとなるため、バックアップデータが次第に大きくなる。

 

■③増分バックアップ

最後は、増分バックアップです。

増分バックアップは、前回のバックアップデータからの更新箇所のみバックアップします。

重要なのは、「前回のバックアップデータからの」ってところです。

差分バックアップは「完全バックアップからの」更新データをバックアップしていましたが、増分バックアップでは「前回のバックアップデータからの」更新データをバックアップしています。

例えば、以下の図の場合、3回バックアップを取得していますが、

・2回目のバックアップは完全バックアップからの更新のみ

・3解明のバックアップは2回目の差分バックアップからの更新のみ

がバックアップされています。

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増分バックアップ

メリットとデメリットは以下の通りです。

<メリット>

・バックアップデータ量がかなり少なくて済む(ストレージの使用料が削減できる)

・バックアップ時間が少なくて済む。

 

<デメリット>

・リストア時は、完全バックアップと取得した増分バックアップデータすべてが必要

・リストア時の手順が増える。(完全バックアップをリストア⇒増分バックアップ2回目をリストア⇒増分バックアップ3回目をリストア・・・みたいな流れになる。)

 

以上を踏まえた上でAzureBackupの話を次回以降にしてみたいと思います。