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Azure Backupについて4(AzureBackupの取得と回復の種類について)

過去3回にわたりAzureBackupについて記載してきましたが、ここでやっとAzureBackupを実際に取得してみようと思います。

www.guri2o1667.work

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まず、AzureBackupの種類について解説します。

■AzureBackupの種類について
下記2点が存在します。
ただし、厳密に用語が使い分けられていないことも多く、まとめて「AzureBackup」と呼んだりします。
そのため、認識合わせを当事者間で実施しておく方が無難です。


1.AzureBackup
 ⇒ エージェントが必要。つまり、インストールが必要となる。
   バックアップ手順は、オンプレミスのWindowsServerBackupと同じ感覚で実施が可能。

2.AzureVmBackup
 ⇒ エージェントが不要。

簡単にまとめると以下のような比較になります。

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ここでは、上記2の方法でバックアップを取得することにします。

■AzureVMBackupの設定方法
ここでは、Redhat Enterprise Linux 7の仮想サーバ(=rhel771)のバックアップを取得することにします。

1.Azureポータルにログインし、「Virtual Machines」をクリックし、バックアップ対象のサーバを選択します。

2.「操作」欄の「バックアップ」をクリックします。

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3.右ペインに表示される「Azure Backupへようこそ」画面で必要事項をプルダウンメニューから選択し、「バックアップの有効化」をクリックします。
RecoveryServiceコンテナー: 既存のものを選択
バックアップポリシーの選択: 事前に作成したものを選択

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4.「デプロイが完了しました」が表示されたら、「リソースに移動」をクリックします。

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5.再度、「バックアップ」を選択します。

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6.右ペインにバックアップ関連の情報が表示されます。

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以上でAzureVMBackupの設定は完了です。
設定した時間になると自動的にバックアップ処理が行われます。

■手動バックアップの実施方法について
上記で作成したバックアップ設定を使用して、手動でバックアップを取得する方法を紹介します。
1.「今すぐバックアップ」をクリックします。

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2.「バックアップの保持期限」で任意の日付を入力し、画面下の「OK」をクリックします。(OKをクリックするとバックアップが開始されます。)
※ここでは最短(=3/12)を選択しています。

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通知領域に下記が表示されれば、正常にバックアップが開始されています。

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3.「RecoveryServiceコンテナー」をクリックします。

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4.対象のRecoveryServiceコンテナーをクリックします。

5.「監視」欄の「バックアップジョブ」をクリックします。

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6.現在実行中のバックアップジョブが表示されます。
※rhel771の仮想マシンがバックアップ中であることがわかります。

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各項目をクリックすることで詳細を確認できます。

<「操作:バックアップの構成」をクリック>

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<「操作:バックアップ」をクリック>

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※サブタスクに具体的なバックアップフェーズが記載されています。
 この画面だと、「Take Snapshot」は完了し、「Transfer data to vault」が処理中であることがわかります。
「Take Snapshot」、「Transfer data to vault」については下記記事を参照ください。

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7.完全にバックアップ処理が完了するまでに数時間かかります。そのため、先に現時点の状態を確認しておきます。
仮想マシンを選択し、「バックアップ」をクリックしたところの画面です。
サブタスク「Take Snapshot」が完了している場合は、以下画面の表示になります。
「回復の種類」が「スナップショット」となっているところがポイントです。

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8.バックアップ処理が完了すると、以下の表示になります。

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9.手順7で確認した表示を再度確認します。
仮想マシンを選択し、「バックアップ」をクリックしたところの画面です。
手順7とは表示が異なり、「回復の種類」が「スナップショットと資格情報コンテナー」となりました。

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■補足1:「Transfer data to vault」の転送時間について
仮想マシンのディスクサイズに比例して転送時間もかかります。
検証では、64GiBのディスクサイズで転送時間は約100分でした。

■補足2:AzureBackupのよくある質問について

docs.microsoft.com


■「回復の種類について」
Azure仮想マシンをバックアップした場合、以下2種類が表示されます。
1.スナップショット
 ⇒ こちらは、バックアップフェーズの「Take Snapshot」が完了した場合のステータスです。

2.スナップショットと資格情報コンテナー
 ⇒ こちらは、バックアップフェーズがすべて完了(「Take Snapshot」、「Transfer data to vault」が完了)した場合のステータスです。


以上です。
次回は取得したバックアップデータを利用してリストアをしてみたいと思います。