下記でAzure仮想マシンのWindowsServer2016を構築しましたが、
このままでは言語が英語のままのため、日本語化したいと思います。
■日本語化方法について
下記手順で実施します。
1.日本語の言語パックをインストール
2.画面上の表示を日本語に変更
■前置き
日本語化対象のWindowsServer2016にRDP接続している状態にしておいてください。
■1.日本語の言語パックをインストール
1-1.PowerShellを管理者権限で起動します。
※「powershell」と入力後、Shift+Ctr+Enterで管理者権限でPowerShellが起動します。
1-2.以下のコマンドレットをコピーし、PowerShellに貼り付けます。
※コマンドの完了までに10分程度かかります。
※OS再起動が発生します。
$LPURL = "http://download.windowsupdate.com/c/msdownload/update/software/updt/2016/09/"
$LPFILE = "lp_9a666295ebc1052c4c5ffbfa18368dfddebcd69a.cab"
$LPTMP = "C:\LPTMP.cab"
Set-WinUserLanguageList -LanguageList ja-JP,en-US -Force
Start-BitsTransfer -Source $LPURL$LPFILE -Destination $LPTMP -Priority High
Add-WindowsPackage -PackagePath $LPTMP -Online
Set-WinDefaultInputMethodOverride -InputTip "0411:00000411"
Set-WinLanguageBarOption -UseLegacySwitchMode -UseLegacyLanguageBar
Remove-Item $LPTMP -Force
Restart-Computer
1-3.OS再起動が発生したら、2分程度でOSが起動してくるため、改めてRDPでサーバに接続します。
■2.画面上の表示を日本語に変更
2-1.以下のコマンドレットをコピーし、PowerShellに貼り付けます。
※コマンド実行後、すぐさまOS再起動が発生します。
Set-WinUILanguageOverride -Language ja-JP
Set-WinCultureFromLanguageListOptOut -OptOut $False
Set-WinHomeLocation -GeoId 0x7A
Set-WinSystemLocale -SystemLocale ja-JP
Set-TimeZone -Id "Tokyo Standard Time"
Restart-Computer
2-2.OS再起動が発生したら、2分程度でOSが起動してくるため、改めてRDPでサーバに接続します。
※RDP接続後、デスクトップ画面の表示が日本語化されているはずですが、英語表示のままの場合には、上記2-1の手順を再度実行してください。
また、この時点でログイン画面の表示だけが英語のままとなっているため、次の手順以降で日本語化します。
2-3.コントロールパネルを開きます。
2-4.「時計、言語、および地域」をクリックします。
2-5.「地域」をクリックします。
2-6.「管理」タブをクリックし、「設定のコピー」をクリックします。
2-7.「ようこそ画面とシステムアカウント」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
2-8.「今すぐ再起動」をクリックします。
2-9.2分程度でOSが起動してくるため、改めてRDPでサーバに接続します。
※OSログイン画面が日本語化されていることを確認してください。
以上です。