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【RHEL8】timedatectlコマンド(タイムゾーンの確認と変更)について

いつの間にかtimedatectlコマンドの表示結果が変わっていたので、
整理も兼ねて、纏めてみます。
下記は参考までに。 

www.guri2o1667.work

 

本記事は以下の本を参考にしております。

■timedatectlコマンドについて

時刻情報の表示、時刻設定変更、タイムゾーン表示、タイムゾーン変更を行うことができます。

■RHEL上での時刻の扱いについて

本題から少しそれますが、RHEL上での時刻について少し触れておきます。
RHELでは、下記3つの時刻を考える必要があります。
① ハードウェアクロック(=RTC、Real Time Clock)
② システムクロック
③ NTPサーバによる時刻同期

timedatectlコマンドにより上記①~③の設定が可能です。
※本記事では、①~③の詳細については記載対象外としています。

■現在時刻と設定を表示

f:id:guri2o1667:20210107144806p:plain

各項目の内容は以下の通りです。

f:id:guri2o1667:20210108100354p:plain

■設定可能なタイムゾーンの確認

以下で確認できます。
※「grep Tokyo」としているのは、出力結果が多いためです。
 興味のある方はgrepなしでどうぞ。

f:id:guri2o1667:20210107151806p:plain

■タイムゾーンの変更(Asia/Tokyoに変更)

以下コマンドを実行します。

f:id:guri2o1667:20210107151913p:plain

■タイムゾーン変更後の確認

timedatectlコマンドでも確認できますが、少し違う方法で。
/etc/localtimeを確認します。
末尾に「JST-9」と表示されていれば、日本時間に変更されている為、問題ありません。

f:id:guri2o1667:20210107152125p:plain



以上です。

本記事は以下の本を参考にしております。