今回はとある体験談から、誰かの役に立てばというところで記事にしております。
はじめに: Outlookのセーフリンク機能について
Outlookのセーフリンク機能は、Microsoft Defender for Office 365の一部で、
メール内のURLを書き換えてユーザーがそのURLをクリックした場合にはセーフリンク機能が代理でリンク先にアクセスして安全性の検証を行う機能です。
この機能は、ユーザーがフィッシング詐欺やマルウェアに関連するリンクをクリックするリスクを軽減します。
セーフリンク機能の動作
セーフリンク機能がリンク先にアクセスし、そのページが安全であればそのままユーザーにアクセスさせます。
一方、有害であると判断した場合にはその旨を記載したページを表示してアクセスをできなくします。
ただし、以下のデメリットがあります。
- セーフリンク機能により本来のURLが把握できない状態になる
- セーフリンク機能のURLからアクセスした場合に正常に処理が行えない場合がある
なぜセーフリンク機能を無効化/解除しようと思ったのか
上記の通り、セキュリティ機能の一環のため、可能なら有効化したままの方が望ましいです。
ただ、今回はとあるAndoroidアプリの再登録を行う際に、セーフリンク機能が悪さをしており正常に処理が行えませんでした。
セーフリンク機能の無効化方法
Outlookのセーフリンク機能は無効化することが可能です。具体的な手順は以下の通りです:
- outlookにサインインします。
- 上部のメニューバーから「Premiumの管理」を選択し、その中から「セキュリティ」を選択します。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「高度なセキュリティ」欄にある、「outlook.comには、フィッシング〜※中略※〜(おすすめしません)。」の設定をオフにします。
重要
セーフリンク機能はユーザーのセキュリティを強化するためのものであり、無効化すると一部のリスクが増える可能性があります。
そのため、本手順により発生したいかなる影響/損害も一切責任は負えないため、自己責任で実施をお願いいたします。
以上です。