過去に同じ題材で記事を書いています。
情報に更新があったので、改めて記載したいと思います。
基本機能は変わっていないです。
ただ、スナップショットの取得およびAMIの取得が
AWSマネージドサービスを利用して自動取得可能になりました。
■スナップショットの自動取得
ライフサイクルマネージャーを利用します。
■AMIの自動取得
AWS Backupを利用します。
以下、取得したスナップショットもしくはAMIを利用したリストア方法についてです。
■スナップショットからのリストア
まず、AWSコンソールからスナップショットを右クリックすると、
以下項目が表示されます。
この中でリストア(再利用/再活用)にかかわる部分は
「ボリュームの作成」「イメージの作成」の2つです。
結論から書くと、
「ボリュームの作成」も「イメージの作成」も、
EC2自体を作成することはできません。
※当たり前なのですが、色々やっていると忘れがちになります。。。笑
【ボリュームの作成】
以下項目が表示されます。
これからわかる通り、
・ボリュームタイプ変更
・AZ変更
・サイズ変更
・暗号化設定変更 ※イメージの作成では変更不可
が可能です。
【イメージの作成】
以下項目が表示されます。
これからわかる通り、
スナップショットからイメージ(=AMI)を作成しようとすると、
ボリュームの作成と同じような設定項目+αとなります。
暗号化設定が変更できないですが、
ボリューム自体を追加できます。
■スナップショットから「イメージの作成」を選択する際の注意点
上記「イメージの作成」で選択したスナップショットに
必ずルートボリューム(=OSディスク)が含まれている必要があります。
何が言いたいかと言うと、オンプレでいうところの
OSディスク/データディスクの考え方と同じで、
データディスクからイメージを作成しようとすると、AMIの作成自体はできますが、
そのAMIからはEC2インスタンスを起動できません。
※OS情報が存在しないディスクから起動しようとしても起動できないってだけなので、
これも当たり前とは言えば当たり前なのですが、忘れがち・・・
■AMIからのリストア
EC2を作成したいのであれば、必ずAMIから作成することになります。
※これはリストアにかかわらず、新規EC2を構築する際も同様です。
AWSコンソールからAMIを右クリックすると、
以下項目が表示されます。
「起動」を選択することで新しいEC2を作成することができます。
「起動」後に表示される画面は、EC2を新規作成するときと同じ(※1)です。
※1
インスタンスタイプの選択、インスタンスの設定、ストレージの追加、セキュリティグループの設定、等です。
インスタンスの設定では、VPCやサブネット等も選択できるため、
柔軟にEC2を複製できることがわかります。
以上です。