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【Docker】基本的なコマンド一覧

基本的なDockerコマンドの一覧です。
Dockerバージョン1.12以前と1.13以降のコマンドも合わせて記載しております。

■はじめに

冒頭で少し触れておりますが、dockerコマンドの体系が2種類(1.12以前、1.13以降)あることで、ネットで調べると二通りのコマンドを目にすることがあると思います。
本記事では1.12以前で利用されているコマンド体系を旧体系、
1.13以降で利用されているコマンド体系を新体系と記載致します。

Introducing Docker 1.13 - Docker Blog

→ CLI restructured 参照

1.12以前のコマンドは1.13系でも引き続き利用できます。(互換性があります。)
しかし、これからDockerを触り始める人は新体系で学んでください。
※ 1.13がリリースされているのが2017年ぐらいなので、今から学習する人があえて旧体系を学ぶ/触る必要はないと思いますが、「なんでdockerコマンドを調べると似たようなコマンドが2つあるの?」っていう方(=私がそうだった)の助けになれば。。。

■基本的なコマンド一覧

以下のとおりです。コマンド結果は記載しておりませんので予めご了承ください。

実施内容 旧体系 新体系
イメージの取得 docker pull docker image pull
イメージの保存 docker push docker image push
イメージの表示 docker images docker image ls
イメージの作成 docker build docker image build
イメージの削除 docker rmi docker image rm
イメージタグの付与 docker tag docker image tag
コンテナの実行 docker run docker container run
コンテナのログ確認 docker logs docker container logs
コンテナに対するコマンド実行 docker exec docker container exec


基本的には新体系になってから、
「docker 対象物 実施内容」
という形式になっております。

「イメージを取得したい」のであれば、
対象物は「イメージ」となり、実施内容は「取得」となるので、docker image pull という連想が可能です。

以上です。