今回はWindowsServer2019を構築した際に作成される管理者について記載致します。
- ■管理者アカウントとは
- ■管理者アカウント名について
- ■管理者アカウントの権限について
- ■SID末尾が500のアカウントについて
- ■物理サーバやESXiの仮想マシンとしてのWindowsServer2019のAdministratorユーザについて
■管理者アカウントとは
以下の通り、Azureポータル上から仮想マシンを作成する際、管理者アカウントの内容を記入する必要があります。
本記事は、この管理者アカウントについてです。
■管理者アカウント名について
administratorのような予約語は、そもそも入力することができません。
■管理者アカウントの権限について
仮想マシンを作成する際に入力した管理者アカウントは、
administratorユーザとして作成されます。
具体的には、例えばtestuserを管理者アカウント欄で指定した場合、
サーバ上のユーザは次の通りです。
※administratorユーザがいません。
■SID末尾が500のアカウントについて
上記の通りtestuserのSIDは末尾が500です。
これは、システム管理者ユーザを意味しております。
※SIDについては下記参照ください。
Windows のセキュリティ識別子 - Windows Server | Microsoft Docs
■物理サーバやESXiの仮想マシンとしてのWindowsServer2019のAdministratorユーザについて
こちらについては、今まで通りadministratorが作成されています。
※SID末尾も500です。
以上です。