過去の記事でLogAnalyticsへの接続方法を記載しております。
LogAnalyticsに接続後に、WindowsServerの仮想マシンで増えているサービスについて記載致します。
■増えているサービス一覧
LogAnalyticsへ接続する前後で取得したサービス一覧を比較した結果を基に記載しております。
合計で4つ、サービスが増えております。
※Display名を記載し、()内はサービス名です。
① Microsoft Monitoring Agent（Health Service）
② Microsoft Monitoring Agent APM（System Center Management APM）
③ Microsoft Monitoring Agent Audit Forwarding（AdtAgent）
④ Microsoft Monitoring Agent Azure VM Extension Heartbeat Service（MMAExtensionHeartbeatService）
①はデフォルトで「サービス自動起動、起動中」の状態です。
④はデフォルトで「サービス手動起動、起動中」の状態です。
②と③はデフォルトで「サービス停止中、無効」の状態です。
以降、各サービスの詳細です。
■① Microsoft Monitoring Agent（Health Service）
一般的に、Windows用のLogAnalyticsエージェントはMicrosoft Monitoring Agent（MMA）と呼ばれています。
また、Linux用のLogAnalyticsエージェントはOMSと呼ばれています。
当該サービスにより、
「取得したログやパフォーマンスデータをLogAnalyticsワークスペースに送信」することができます。
Descriptionの記載を直訳したものは以下の通りです。
「モニタリングエージェントサービスは、コンピュータの健康状態を監視します。このサービスは、このコンピュータ以外にも他のコンピュータの健康状態を監視するように構成されている場合があります。このサービスを停止すると、障害の検出ができなくなることがあります。このサービスを無効にすると、このサービスに明示的に依存しているサービスは起動できなくなります。」
■② Microsoft Monitoring Agent APM（System Center Management APM）
Descriptionの記載を直訳したものは以下の通りです。
「このコンピュータ上の .NET アプリケーションの健全性を監視します。このサービスが停止している場合、アプリケーションの障害が検出されない可能性があります。」
■③ Microsoft Monitoring Agent Audit Forwarding（AdtAgent）
Descriptionの記載を直訳したものは以下の通りです。
「イベントをコレクターに送信して、SQL データベースに保存します。」
■④ Microsoft Monitoring Agent Azure VM Extension Heartbeat Service（MMAExtensionHeartbeatService）
Descriptionの記載を直訳したものは以下の通りです。
「Microsoft Monitoring Agentの状態をAzureに報告します。」
以上です。
