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インフラエンジニア(SES企業勤め)の転職と評価制度について思うところ

今回は少しばかり私の経験(転職回数4回。。)を基に、インフラエンジニアの転職について記事を書いてみようと思います。

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なぜいきなり?って思われるかもですが、職場の年齢層が年下の人で半分を占めるようになってきました。(私は30代半ば)
その中で、昼休みや就業後の飲み会などで、たまに年下の方から相談されることがあります。

「なんで転職しようと思ったのですか?」
「転職ってどうやるんですか?」
「転職後、苦労しましたか?」
「目標設定する意味ありますか?」
「給与上げるにはどうしたらいいですか?」

これらの個人的な回答や見解が他の誰かの参考になれば嬉しいです。

では、本題です。

■私の経歴について簡単に

30代半ば、男性、既婚者(子供ひとり)です。
新卒でIT業界(SES企業)に入社後、1社ごとの在籍期間にバラつきがあるにしろ、現在5社目です。
転職先はすべてSES企業です。
※SESって何って方は、他のサイトで丁寧に説明してくれていますので、そちらを参照いただければと思います。

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インフラエンジニア歴(主にサーバエンジニア、クラウドエンジニア含む)は10年越えです。
最近はAWSやらAzureを触ってばかりで、オンプレ環境はノータッチです。
どの程度のスキル保持者かは客観的に評価するのが難しいのですが、高スキル者じゃないのは確かです。四苦八苦しながらGoogle先生に頼って何とかやっていけるぐらいのスキルです。
※高スキル者・・・Server、NW、DB、AP、Storage、Cloudが一通りわかる人。フルスタックエンジニアのことだと思ってください。

■転職理由について

4回転職していますので、それぞれ転職理由が異なります。
1回目: 給与UPのため
2回目: 給与UPのため
3回目: スキルUP+給与UPのため
4回目: 人間関係に悩んで。

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給与UPがほとんでです。笑
お金があるに越したことはないと思っていますので。
そのため、「給与に満足していれば転職しなかったのか?」と聞かれれば、「はい、しなかったです!!」って感じです。
IT業界(SES業界)にいると他社のインフラエンジニアの方と数多く関わり、一緒に仕事をすることになります。
高スキルの方もいれば、同程度の人、低レベルの人もいます。
その中で、「業務内容」と「自身のスキル」、「給与」のバランスがとれていれば少なくとも脳裏に転職がよぎることはなかったです。
この中でどれか一つでも許容できないぐらいバランスが崩れると転職タイミングと判断していました。
「業務内容」「自身のスキル」「給与」を頂点とした正三角形が、どれか一つの頂点の位置がおかしくなりいびつになっていると感じると転職って感じです。
※直近で人間関係に悩んで辞めたのですが、それは「給与」交渉で難儀したからです。

■転職のやり方について

1回目: 大手転職サイト
2回目: 大手転職サイト
3回目: リファラル採用
4回目: 大手転職サイト

特に変わったことをしているわけでもなく、大手転職サイトの利用です。
リファラル採用(社員紹介)により入社したこともありましたが、最近は多いみたいですね。

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大手転職サイトの場合、コンサルティングスタッフみたいな方が一緒になって転職先を考えてくれることもありますが、私は普通にサイトで条件を入力して表示された企業の中で良さそうなところを選んでました。
もちろん、1回目の転職と4回目の転職で希望条件は異なりますが、それでも大手転職サイトだけあって条件に一致する企業は複数出てきました。

大手転職サイトに登録すると企業からのスカウトメールが来ることもあるので、どんな企業が自分のスキルを求めているのかを指標にして企業を選んでもいいと思います。
転職だからと言って構える必要はなく、新卒採用の延長線上にあるだけでやることはあまり変わらなかったです。

■転職後苦労したかどうか

苦労はします。いろんな意味で。
就業規則や会社のルールも異なりますし、SES企業の場合には、「勤め先が変わる=現場が変わる」ことになり、現場のことでも苦労します。
役所の手続きが必要なこともあります。

ただ、スキル的なところで苦労するかといえば、苦労することは少ないかと思います。
スキルUPを目的に転職した人は苦労するでしょうが、単純に給与UPが目的であれば「同じ仕事をしていて給与はUPした!」ってことがザラにあります。

■インフラエンジニアの評価と評価制度/給与体系について

ここでは「所属企業内の評価」について記載します。
第三者評価や外部評価は考慮しておりません。
自身の経験と数十社の人からSES企業の評価制度について聞いたので、的外れな考えではないと思っていますが、「まったくそんなことないよ!!」って感じる方も数多くいるかと思います。
以降、個人の見解が色濃く出ているため、ご容赦頂けると嬉しいです。


企業内評価でよくあるのが、
1.半期ごとに定めた(冗長と合意した)目標の達成具合/達成率
2.取得した資格 ※資格数であったり、高難易度の資格であったり。
3.企業への貢献具合(売上等)
4.就業先での評価
です。

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<上記1:目標の達成具合/達成率について>
はっきり言って、時間の無駄です。
上長が部下に対して体のいい言い訳(※)を考えるための材料にすぎません。
※給与UPをしないための言い訳

目標達成制度をうまく活用しているSES企業を見たことも聞いたこともありません。
個人の成長と会社の期待を考慮して目標を立てると思いますが、
そもそも人をきちんと育てられる人が必ず上長になっているのかという問題もあるし、
上長の更に上の方がその評価を基に給与に反映させるかといえば間違いなくNoです。
また、上長が同じ現場じゃないことも多々あります。

目標を作成する時間(添削含む)も無駄ですし、惰性で作成している人も多いと思います。

<上記2:取得した資格について>
資格については、個人のやる気が大いに関係してくる部分だと思いますので評価制度に組み込むのはありだと思います。
ただ、SES企業勤めの場合、半年ないし数か月で就業先が変わることもあり、就業先で求められるスキルも変動します。
初期に掲げた資格から方向性が変わることもあると思うので、そこのところを考慮しなくちゃいけないのが苦労ポイントかと。
就業先で求められているスキルと全く方向性が違うスキルを取得しても評価されないことが多いです。

<上記3:企業への貢献具合(売上等)について>
営業じゃないので、企業への貢献といわれても・・・、って毎回私は思っていました。
請負案件をPMやPLとして受託し遂行すれば、確かに企業貢献になるかと思います。
また、長いこと同じ就業先にいれば、実績を買ってもらって新しい仕事を継続的にもらえることもあります。
ここまでくれば、企業に貢献している!!って胸を張って言えますが、そんなインフラエンジニアが一体何人いるのか。それに経験の浅いエンジニアには酷な話です。

<上記4:就業先の評価について>
個人的には、個人を評価する上での一番まともな評価制度だと思っています。
就業先の評価(月単価)が上がれば、所属企業の貢献していることにもなります。
また、自社の人間を就業先に送り込むことができれば、尚のこと評価しやすいかと。

■インフラエンジニアの給与体系について

これを言ってしまえば元も子もないのですが、企業によりけりで統一感がないです。
企業規模(大中小ベンチャー)によっても違いますが大きく分けると以下2つです。

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1.階級制度
階級制度を用いている企業(大企業、中企業に多い印象)もあれば、階級制度を更にマネジメント/スペシャリストの2軸に分断しているところもあります。
階級制度では前述した目標達成具合等を考慮して、半期、1年で階級が上がる(もしくは下がる)というところが多いです。
※階級が1段あがっても、段数が多すぎて給与的には月に数千円しか上がらない場合も多々あります。

2.月単価制度
月単価ベースで決めている企業もあります。こちらは小規模、ベンチャーに多い印象です。
例えば、「月単価70万であれば、6割を月給として保証している」等です。
6割の部分が自身への還元率にあたり、7割、8割の企業もあります。
ただし、就業先が変われば月単価も変わるため、固定給に幅がでることがあります。
月単価制度は、フリーランスの給与体系と似ているため、階級制度の企業よりも給与が高い人が多いかと思います。
早々に給与UPを望んでいる方は、月単価制度を設けている企業に入ったほうが、自身のスキルと給与がアンマッチを起こすことが少なくなると思います。
※ただし、生涯年収で見たときに階級制度の企業勤めのほうが高い可能性もあります。(大企業が良い例)

また、月単価制度の場合、個人が納得しやすいです。
企業勤めである以上、月単価60万なのに月給60万ってことはないですからね。



■総括

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インフラエンジニアの転職の場合には、給与面やスキル面、将来像等、多々考慮したうえで転職することになるかと思います。
長くなりましたが、転職活動の参考になれば幸いです。

以上です。