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EC2インスタンスのライフサイクル(状態遷移)


EC2インスタンスのライフサイクル(状態遷移)について。
まずは、遷移図を紹介。
以下のような動きをする。

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EC2のライフサイクル

各インスタンスの状態については、下記表を参照。

 

 

インスタンスの状態 説明 インスタンス使用の請求

pending

インスタンスは running 状態への移行準備中。初めて起動する場合、または pending 状態になってから起動する場合、インスタンスは stopped 状態になる。

課金されない

running

インスタンスは実行中で、使用できる状態。

請求済み付

stopping

インスタンスは停止または停止休止の準備中。

停止準備中の場合、課金されない

休止準備中の場合、課金される

stopped

インスタンスはシャットダウンされているため、使用できない。インスタンスはいつでも起動可能。

課金されない

shutting-down

インスタンスは削除準備中。

この上位になった場合は取り消すことができないので注意が必要。

課金されない

terminated

インスタンスは完全に削除されているため、起動不可。

また、この状態に遷移したものを復活させることもできない。

課金されない

詳細は下記参照

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-instance-lifecycle.html


■停止(Stop)/終了(Terminate)
日本語にすると、どっちがどっちなのかがわかりにくいので注意。
EC2インスタンスを停止したい(OSのシャットダウンをしたい)ときに、誤って「終了(Terminate)」をクリックしそのまま続行してしまうとインスタンスが永久削除されてしまうため、注意が必要。
永久削除されたインスタンスはどうやっても復活させることはできない。
 

■EC2インスタンスの正常起動を判断する項目

2つ存在する。下記2つがOKになれば、インスタンスが正常に起動していると判断される(できる)。
 
1.SystemStatusCheck
     ⇒H/WやHypervisorのチェック
 
2.InstanceStatusCheck
        ⇒OSのチェック
 
詳細は下記に記載。
 
■インスタンスの利用料金開始ステータスについて
runningになった時点から発生し、stoppedもしくはterminatedになるまでが課金対象となる。

また、EC2の課金の内訳のイメージ図は下記が非常にわかりやすい。

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