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【AWS】Auroraで利用する拡張モニタリングとPerformance Insightsの違いについて

今回は、Auroraで利用する拡張モニタリングとPerformance Insightsについてです。

 

■ 設定箇所について(AWSマネコン)

AWSマネコン上の設定箇所は以下のとおりです。

 

【拡張モニタリング】

【Performance Insights】

 

■ 拡張モニタリングについて

データベースインスタンスの各種パフォーマンスメトリクス(CPU使用率、ディスクI/O、メモリ使用量など)を、細かいレベルで収集し、CloudWatchのメトリクスとして表示することができます。これにより、インスタンスのパフォーマンスがどのように変化しているかをリアルタイムに把握できます。また、カスタムメトリクスを収集することも可能です。

 

つまり、「DBインスタンス全体の(より詳細な)パフォーマンスを監視する」ために利用します。

 

拡張モニタリングを有効にした場合に取得することができるメトリクスは以下サイトに一覧があります。

拡張モニタリングの OS メトリクス - Amazon Aurora

■ Performance Insightsについて

SQLクエリのパフォーマンスを分析するためのツールです。Performance Insightsは、クエリの実行に関する詳細な情報を提供するため、問題の原因を特定するのに役立ちます。具体的には、どのクエリがCPUを多く消費しているか、どのクエリが最も遅いか、どのクエリが最も多くのI/Oを発生させているかなどを確認できます。

 

つまり、「SQLクエリのパフォーマンスを分析すること」に特化しています。

以下サイトが参考になります。

Performance Insights の Amazon CloudWatch メトリクス - Amazon Aurora

Performance Insights カウンターメトリクス - Amazon Aurora

Performance Insights の SQL 統計 - Amazon Aurora

 

■ 補足:拡張モニタリングを使わない場合にデフォで取得できるAuroraのメトリクスについて

確信がないのですが、代表的なところだとおそらく以下のもの。

 

CPU使用率(CPUUtilization)
ディスクキューの深さ(DiskQueueDepth)
データベース接続数(DatabaseConnections)
ネットワーク受信バイト数(NetworkReceiveThroughput)
ネットワーク送信バイト数(NetworkTransmitThroughput)
読み込みIOPS(ReadIOPS)
書き込みIOPS(WriteIOPS)
読み込みレイテンシー(ReadLatency)
書き込みレイテンシー(WriteLatency)

 

全量は以下にあります。

Amazon Aurora の Amazon CloudWatch メトリクス - Amazon Aurora

 

以上です。