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【Docker】Dockerイメージを共有する

今回は、Dockerイメージの共有方法についてです。

■共有方法

2つあります。
① DockerHubへのアップロード/ダウンロード
② docker save/loadコマンドの実行

■① DockerHubへのアップロード/ダウンロード

 メジャーなやり方です。
下記の過去記事で取り上げておりますので、詳細はそちらを参照いただけると嬉しいです。

■② docker save/loadコマンドの実行(save)

 今回の記事のメインはこちらです。
dockerイメージはtarボール化することができます。
そのため、tarボールを他の人に共有することで同じDockerイメージを利用することができるようになります。

1.tarボール化対象のイメージを確認します。
今回はbusyboxイメージを使います。

f:id:guri2o1667:20210608151448p:plain

2.以下コマンドを実行します。

docker save -o 保存するファイル名 保存するイメージ名

f:id:guri2o1667:20210608151642p:plain

3.出力されたtarファイルを確認します。

f:id:guri2o1667:20210608151702p:plain


ここで出力されたbusybox.tarを共有することで、
他の人にもDockerイメージを展開することができます。

■② docker save/loadコマンドの実行(load)

 busybox.tarを利用して、Dockerイメージからbusyboxコンテナを作成してみます。

1.既に存在するbusyboxイメージを削除します。
他のPC環境を用意できればいいのですが、環境がないのでbuysbox.tarの元になったDockerイメージを手動削除することにしました。

f:id:guri2o1667:20210608152008p:plain

f:id:guri2o1667:20210608152320p:plain

 

2.busybox.tarをloadします。

docker load -i 利用するtarファイル名

f:id:guri2o1667:20210608152223p:plain


3.busyboxイメージが生成されたことを確認します。

f:id:guri2o1667:20210608152412p:plain

※「CREATED」列のデータが3weeks ago になっていますが、
 イメージ自体をDockerHubからpulllしてきたのはその時ということを意味しています。


以上です。