今回は、Dockerイメージの共有方法についてです。
■共有方法
2つあります。
① DockerHubへのアップロード/ダウンロード
② docker save/loadコマンドの実行
■① DockerHubへのアップロード/ダウンロード
メジャーなやり方です。
下記の過去記事で取り上げておりますので、詳細はそちらを参照いただけると嬉しいです。
■② docker save/loadコマンドの実行(save)
今回の記事のメインはこちらです。
dockerイメージはtarボール化することができます。
そのため、tarボールを他の人に共有することで同じDockerイメージを利用することができるようになります。
1.tarボール化対象のイメージを確認します。
今回はbusyboxイメージを使います。
2.以下コマンドを実行します。
docker save -o 保存するファイル名 保存するイメージ名
3.出力されたtarファイルを確認します。
ここで出力されたbusybox.tarを共有することで、
他の人にもDockerイメージを展開することができます。
■② docker save/loadコマンドの実行(load)
busybox.tarを利用して、Dockerイメージからbusyboxコンテナを作成してみます。
1.既に存在するbusyboxイメージを削除します。
他のPC環境を用意できればいいのですが、環境がないのでbuysbox.tarの元になったDockerイメージを手動削除することにしました。
2.busybox.tarをloadします。
docker load -i 利用するtarファイル名
3.busyboxイメージが生成されたことを確認します。
※「CREATED」列のデータが3weeks ago になっていますが、
イメージ自体をDockerHubからpulllしてきたのはその時ということを意味しています。
以上です。