AWSのEC2が利用するメタデータ(meta-data)についてです。
「実行中のインスタンスへの設定や管理」、「インスタンス初回起動時の設定時」は
以下の情報を使用することができます。
■インスタンスのメタデータの取得方法1
1.インスタンスにログインします。
2.以下コマンドを実行します。
# curl http://169:254:169:254/latest/meta-data/ ; echo
※echoを付けている理由は、echoがないと、プロンプトが改行されないため。
■インスタンスのメタデータの取得方法2
上記取得方法によりまとめて情報を取得することができますが、取得したい情報だけを指定することも可能です。
<例:インスタンスIDの取得>
# curl http://169:254:169:254/latest/meta-data/instance-id ; echo
■メタデータの種類
種類 内容
ami-id インスタンス作成に使用されたAMI-ID
hostname ホスト名
iam/security-credentias/role-name IAMロール名
instance-id インスタンスのID
local-ipv4 プライベートIPアドレス
public-ipv4 Public/Elastic IPアドレス
■メタデータの利用用途について
ユーザデータは、EC2インスタンスの初回起動時にソフトウェアを自動的にインストールしたりするために使用されます。
(OSでいうところの起動スクリプトみたいなものです。)
■サンプルコマンド
代表的なものは以下の通りです。
・インスタンスIDの取得
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/instance-id;echo
・プライベートIPの取得
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/local-ipv4;echo
・パブリックIPの取得
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/public-ipv4;echo
・キーペアに対する公開鍵の取得
curl http://169.254.169.254/latest/meta-data/public-keys/0/openssh-key;echo
・ユーザデータの取得
curl http://169.254.169.254/latest/user-data/;echo
以上です。