今回は、Public/Private IPアドレスの関連付けとSKUについてです。
■パブリックIPアドレスの関連付けについて
Azureリソース内で、パブリックIPアドレスを関連付けることができるのは以下のAzureリソースです。
Azure でのパブリック IP アドレス - Azure Virtual Network | Microsoft Docs
■パブリックIPアドレスのSKUについて
SKUは、いわゆる契約プランです。
Azureリソースの中にはSKUが定められているもの(例:LoadBalancerやパブリックIPアドレス)があります。
Azure でのパブリック IP アドレス - Azure Virtual Network | Microsoft Docs
パブリックIPアドレスには、2種類のSKU(Basic/Standard)があります。
※ロードバランサーの場合には3種類(Basic/Standard/Gateway(プレビュー))があるため、利用するAzureリソースのSKUの内容や制約については事前に確認した方が良いです。
ここではパブリックIPアドレスのSKUについてのみ記載しております。
Basic/Standardの違いですが、
金額や
料金 - Virtual Machine の IP アドレス オプション | Microsoft Azure
機能の違い
があります。
詳細はMS公式サイトを参照ください。
Azure でのパブリック IP アドレス - Azure Virtual Network | Microsoft Docs
■パブリックIPアドレスの生成について
Azureポータルからの作成画面は以下の通りです。
IPv4/v6、SKU等が選択できます。
■プライベートIPアドレスの生成について
プライベートIPアドレスにはSKUが存在しません。
作成ページも以下のようになっております。
プライベートIPアドレスの「静的」「動的」についてはイメージはつくと思いますが、補足がてら下記します。
「動的」・・・サブネットのアドレス範囲(CIDR範囲)から、未割当かつ予約アドレス以外のIP アドレスを Azure が自動的に割り当てます。
「静的」・・・サブネットのアドレス範囲(CIDR範囲)から、未割当かつ予約アドレス以外のIP アドレスを 自分自身で手動で割り当てます。
以上です。