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【AWS】移行サービスについて(③MGN)

前回からの続きです。

 

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今回はAWS Application Migration Service(MGN)についてです。

■Application Migration Service(MGN)とは

多くのユースケースにおいて、MGNの利用がAWSからの推奨になっております。

SMS同様にシフト&リフトによる移行で利用できるAWSサービスです。

MGNはmigrationの略語のようです。
※MGNの略語の中にApplicationは含まれていない・・・

■MGNとSMSの違い

MGNの場合、SMSでは非対応であったオンプレ側の物理サーバもAWSに移行することができます。
ただし、MGNはエージェントレスのサービスではないため、
必ずMGNのエージェントを移行元にインストールする必要があります。

■MGNの特徴

1.エージェント(AWS MGN ReplicationAgent)を移行元サーバにインストールする必要
2.移行元サーバからのデータをAWS側で受信するために、レプリケーションサーバ(軽量なEC2)が必要
3.レプリケーションされたデータはEBSに保存されるが、その際暗号化および圧縮される。
4.ブロックレベルの継続的なデータレプリケーションを使用する。

リフトアンドシフト移行のために新しい AWS Application Migration Service を使用する方法 | Amazon Web Services ブログ


■MGNによる移行の流れ

1.AWS管理コンソールからレプリケーション設定テンプレート(レプリケーションサーバを配置するVPCやサブネットの指定、EC2のインスタンスタイプやEBS設定を指定)を作成
2.移行元サーバにエージェントをインストール
3.管理コンソールで移行元サーバが認識されているかを確認及びデータレプリケーションの開始


以上です。