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【AWS】awscliでpager機能を有効化/無効化する

今回はawscli v2で導入されたPager機能の有効/無効化についてです。

■pagerとは

awscliコマンドを実行時、
デフォルトでは以下の通りコマンド結果が1画面に収まらない場合には、
スペースキーやEnterキーを押して、ページ結果をスクロールする必要がありました。
※最終行に「:」が出てきた場合には、出力結果が残っていることを意味します。

f:id:guri2o1667:20210812103349p:plain

この状態で、スペースキーやEnterキーを押すことで、
続きの結果を表示させることができます。
※以下の通り、最終行に「END」と出てくれば、結果はすべて表示された状態です。

f:id:guri2o1667:20210812103521p:plain

Linuxでいうところのlessコマンドに相当します。

■pager機能を無効化する

awscliコマンドのv2では、pager機能のON/OFFを切り替えることができます。
デフォルトでは有効(ON)の状態です。

無効(OFF)にするには、以下の通り、awscliのconfigファイルを修正します。
【修正前】

f:id:guri2o1667:20210812104041p:plain

【修正後】
※cli_pager= を追加します。
(cli_pager=の後は何も入力しないで大丈夫です。)

f:id:guri2o1667:20210812104057p:plain

 

■pager機能を無効化した際のawscli出力結果を確認する

pager機能を無効化した状態で再度、awscliコマンドを実行してみます。
下記の通り、コマンド実行後はプロンプトが返ってくるようになりました。

f:id:guri2o1667:20210812104352p:plain

 

以上です。