AWSで定義されている移行戦略についてです。
- ■6つの移行戦略
- ■① REHOST(リホスト)
- ■② REPLATFORM(リプラットフォーム)
- ■③ REPURCHASE(リパーチェス)
- ■④ REFACTOR&REARCHITECT(リファクター&リアーキテクト)
- ■⑤ RETIRE(リタイア)
- ■⑥ RETAIN(リテイン)
- ■各移行戦略の流れ
- ■移行戦略の決め方
■6つの移行戦略
以下の6つです。
① REHOST(リホスト)
② REPLATFORM(リプラットフォーム)
③ REPURCHASE(リパーチェス)
④ REFACTOR&REARCHITECT(リファクター&リアーキテクト)
⑤ RETIRE(リタイア)
⑥ RETAIN(リテイン)
AWS公式サイトには7つ目のリロケートも記載されておりますが、
VMWare Cloud on AWSへの移行になるため、基本的には前述の6つが移行戦略です。
マイグレーションを実現するために - 第 2 回 : 移行戦略と移行パスとは ? - builders.flash☆ - 変化を求めるデベロッパーを応援するウェブマガジン | AWS
以降は一つずつ詳細を記載しております。
■① REHOST(リホスト)
一般的にリフト&シフトと呼ばれるものです。
アプリケーションの改修は行わず(=アプリケーションをクラウド最適化せず)、
基盤部分(サーバやネットワーク部分)だけをAWSに移行します。
3層WEBアプリケーションをEC2で構築する等、オンプレミスの構成をそのままAWSに移行することを指します。
移行の容易さ: 比較的易しい
■② REPLATFORM(リプラットフォーム)
一般的にリフト&シフト+クラウド最適化と呼ばれるものです。
AWSのマネージドサービス(RDS等)を利用します。
移行の容易さ: 普通
■③ REPURCHASE(リパーチェス)
SaaS利用に置き換えることを言います。
移行の容易さ: 普通
■④ REFACTOR&REARCHITECT(リファクター&リアーキテクト)
クラウド機能を全体的に利用したり、クラウド設計に準拠させます。
例えば、Multi-AZやAutoScalingの利用です。
移行の容易さ: 難しい
■⑤ RETIRE(リタイア)
「そもそもシステムやアプリケーションを継続利用しない」という選択肢になります。
システムの統廃合による廃止が該当します。
移行の容易さ: ※移行ではないため評価無し※
■⑥ RETAIN(リテイン)
「そもそも移行しない」という選択肢になります。つまり、オンプレミスで稼働させるということになります。
移行の容易さ: ※移行ではないため評価無し※
■各移行戦略の流れ
参照元:マイグレーションを実現するために - 第 2 回 : 移行戦略と移行パスとは ? - builders.flash☆ - 変化を求めるデベロッパーを応援するウェブマガジン | AWS
■移行戦略の決め方
「6つの移行戦略のうちどれを採用するか」が悩ましいところです。
その際、AWSでは
① クラウド適合度
② クラウド移行難易度
という2つの軸で検討することが紹介されております。
参照元:マイグレーションを実現するために - 第 2 回 : 移行戦略と移行パスとは ? - builders.flash☆ - 変化を求めるデベロッパーを応援するウェブマガジン | AWS
以上です。