今回は、インターネットVPNとIP-VPNについてです。
■VPNとは？
VirtualPrivateNetwork。
直訳すると、「仮想の専用線」です。
よく使われるのが、「インターネットVPN」「IP-VPN」です。
両者は使用されている技術が異なりますが、VPNであることには変わりがないので、
「通信内容の改ざんや盗聴のリスクを軽減する」ことができます。
ただ、通信速度が若干遅くなることが多いです。
■VPNの仕組み
「インターネットVPN」「IP-VPN」の話に入る前にVPNの概要を記載致します。
VPNは、接続したい拠点間もしくは端末間にて、
専用のルータやサーバを設け、公衆回線（インターネットや通信事業者が用意している広域網）を利用して接続することができます。
この時、通信の暗号化や認証を行うことができます。
■インターネットVPNについて
インターネットを利用したVPNのことです。
インターネットを利用するため、幅広い機器にて利用することができます。
PC、スマホ等の接続元となる端末はインターネットに繋がればインターネットVPNを利用することができるため、利便性が高いのが特徴です。
■IP-VPNについて
通信事業者が用意している通信網を利用したVPNのことです。
通信事業者が用意している通信網を利用するため、
IP-VPNのサービス内容や品質は通信事業者にて決められています。
インターネットVPNよりも安定した通信が提供されることが大半です。
尚、IP-VPNは、拠点間接続の際に利用されることが多いです。
以上です。
