前回、リポジトリについて記載した際、EPELについては割愛しました。
今回はEPELのインストールと使い方について記載致します。
本記事は以下の本を参考にしております。
■EPELについて
まず、EPELの利用は自己責任です。
RedHatのサポート対象外であることが大半です。
※一部例外もあるみたいですが、基本的に自己責任であることは念頭に置いておく必要があります。
■EPELのインストールの前置き
以降、RHEL8でのEPELのインストールについて記載致します。
※CentOS8の場合、異なる手順でもEPELをインストールできるようですが、未検証のため、Fedora Wiki(こちら)に倣います。
■EPELのインストール
以下コマンドを実行します。
dnf -y install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
下図は実行結果です。
■EPELのインストール後の確認
下図の通り、「epel」「epel-modular」が増えております。
epel~.repoが増えてます。
epel~.repoを一つ一つ見ていくと大変なので、どのリポジトリIDが有効になっているのかを確認します。
下記コマンドを打つことでリポジトリIDとリポジトリIDごとの有効/無効を確認することができます。
egrep '^\[|enabled' /etc/yum.repos.d/epel*
「enabled=1」であれば有効、「enabled=0」であれば無効です。
以上です。
本記事は以下の本を参考にしております。