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【RHEL8】ssコマンドの使い方

今回はssコマンドについてです。

本記事は以下の本を参考にしております。

■はじめに

ssコマンドを使うことで、ポート状態を確認することができます。
ここでは、利用頻度の高いものや知っていると役に立つものを記載しております。

■ソケットについて

ssコマンドの使い方の前にソケットについて記載致します。
ソケットは、大別すると以下の2種類があります。

① 同じホスト内で動作しているプロセス同士が通信するUNIXドメインソケット
② NW上の他ホストで動作しているプロセスと通信するINETドメインソケット

■書式

ss [オプション]

各項目については後述致します。

■オプションについて

以降、カンマ区切りで記載している箇所(-a,--all 等)はどちらか一方を使うだけで大丈夫です。両方指定する必要はありません。

-a,--all・・・すべてのソケットを表示
-t,--tcp・・・TCP情報を表示
-u,--udp・・・UDP情報を表示
-n・・・名前解決せずに数字のまま表示
-p・・・PID、プロセス名を表示

■ポート状態(上記オプションを活用)

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■補足

RHEL6まではnetstatコマンドを利用していましたが、それがssコマンドに置き換わったイメージです。
ssコマンドで利用できるオプションはnetstatの時と(ほぼ)同じものが利用できます。

以上です。

本記事は以下の本を参考にしております。