多少フェイクも入れますが、
社内SEになって1年経過したので振り返ってみてアレコレ思うことを書いてみたいと思います。
尚、社内SEを批判しているわけでも推奨している訳でもないです。
あくまで、一個人の感想として読んでいただけると嬉しいです。
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以下本は、社内SEになる際の参考にさせていただきました。
■社内SEを始める前は何をしていたのか
インフラエンジニアとして3年ぐらい、民間サービスの構築/運用保守をしていました。
そこでのシステム構成はオンプレミスやAWSを利用した3層構成システムでした。
特に珍しい構成でもないので詳細は割愛します。
※RHEL/WindowsServer、VMwareESXi、Oracle/PostgreSQL、Apache/Tomcatみたいな感じです。
それ以外の製品ではBIG-IPやFortinet、JP1なんかもありました。
■どうして社内SEになったのか
最初から社内SEを目指したわけではなく、結果的に社内SEになってしまったって感じです。
理由ですが、サーバ構築や運用保守を長年やってきたにもかかわらず、
要件定義から参画したことがなく(基本設計ならある)、上流工程をやってみたいと思ったことがきっかけです。
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すみません、嘘つきました。
転職したらそこがたまたま社内SEだったってだけです。
とはいえ、要件定義はやったことなかったのは本当で、
面接時に「要件定義から担当できるよーー」って言われたことに対して興味をいだいたのは本当です。
このときは非機能要件と機能要件の違いも曖昧でした。。。笑
■社内SEの業務内容
社内SEって謳っていますが、
正確には「インフラエンジニアとしての社内SE」なので下記の通りです。
① 既存システムの運用保守
② 新規/更改システムの「要件定義」~「リリース」
③ ②の運用保守
④ ①~③をループ
②が入社前に興味があった箇所です。
実際にこの1年の間で携わることができたので良かったです。
■社内SEとしての技術者観点でのメリット
上流工程から携われるっていうのはやっぱり大きいです。
考え方や案件の進め方の勉強になります。
■社内SEとしての会社員観点でのメリット
私が感じた一番のメリットは、
「運用保守なのに夜間保守がない、休日出勤が極まれ。」
ってところです。
今までは夜間保守が当たり前だし、アラート発生時に夜中に携帯を鳴らされることも多々あるし、休日出勤も月1回程度あるし。。。
それが、ここ一年は平和そのもの。体の調子も良い。健康な体って素晴らしい!!
ただ、これは社内SEのメリットと言うよりかは、会社のメリットかもしれません。
※入社時に聞いていたことなので多少疑っていたのですが杞憂でした。
あとは、転職しない限りお世話になる会社になるので、
定住を考えるようになりました。
■社内SEとしての技術者観点でのデメリット
メリットよりもこっちのデメリットの方を何とかしないと、
もしも次に転職しようとしたら3年後には私の市場価値なんて無くなってるかも。。。
・システム数は多いけど、単純な構成が大半。
(例えば、1台構成のシステムとか。また、サーバ設定は基本、デフォルトのままとか)
・実際の構築作業は外部委託・・・。
・社内SEとしてはサーバエンジニアとしての位置づけのため、ネットワークはほぼノータッチ。
・アプリケーションチームやDBチームは他にいるからアプリ、DBはノータッチ。
・見積もり取得や決裁取得等の社内用資料作りが業務の大半を占める。
文字に起こしてみるとダメさ加減が明確になりました。笑
まぁ・・・個人の意識次第なので、最新技術のキャッチアップは常日頃から心がけようと思います。
※技術習得疲れしている方にはとても良い環境だと思います。
■社内SEとしての会社員観点でのデメリット
人間関係ですね。
こじれることは今のところないけど、いつこじれるかはわからん。
一度こじれると修復するの大変だし。
あとは、社内政治の理解と業務理解は大事です。
身にしみて感じました。
今までは社内政治なんて我関せずだったんですが、そうもいかないことがわかりました。
テレワークになって、人間関係が希薄になったので個人的にはラッキーです。
以上です。息抜きがてら書いたので乱雑だったりしますが、
どなたかの参考になれば幸いです。