AWS RDS for SQL Serverのアップグレード方法について調査した記録を残しておきたいと思います。
※同じようにアップグレード検討する方の参考になれば幸いです。
- ■はじめに
- ■SQL Server特有のバージョン表記について
- ■RDS for SQL Serverの紹介
- ■SQL ServerのEOSについて
- ■SQL Serverのアップグレード方法について1
- ■SQL Serverのアップグレード方法について2
■はじめに
RDSのSQL Serverに限った話ではありませんが、以下の通り言葉の定義をしておきます。
①メジャーバージョンアップ(=メジャーバージョンアップグレード)
⇒ SQL Server 2012 を SQL Server 2014 等に上げることを言います。
②マイナーバージョンアップ(=マイナーバージョンアップグレード)
⇒ SQL Server 2012の中にもいくつかバージョンがあります。
例えば、11.XXXX.XXX.XXX、11.YYYY.YYYY.YYYY など。
11の部分は変更せずにXXXをYYYに変更することを
マイナーバージョンアップと言います。
■SQL Server特有のバージョン表記について
混乱するところの一つにSQL Serverのバージョン表記があります。
例えば、SQL Server 2012の場合、「11.00.7493.4」「11.00.7462.6」等の表記になります。
SQL Server 2012の12と、バージョン表記の11がズレていることがわかりにくい原因になっています。
手っ取り早く対応を確認したい場合には、以下表が参考になるかと思います。
Amazon RDS での Microsoft SQL Server - Amazon Relational Database Service
⇒ Amazon RDS での Microsoft SQL Server バージョン
補足ですが、11.XXX.XXX.XXX等はエンジンバージョンと呼ばれています。
■RDS for SQL Serverの紹介
特徴 - Amazon RDS for SQL Server | AWS
■SQL ServerのEOSについて
アップグレードする理由はそれぞれだと思いますが、
大きな理由の一つとしてサポート期限切れに対応するためにアップグレードしたい、という要件が多いと思います。
そのため、SQL ServerのEOS情報を記載しておきます。
<SQL Server 2014>
https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search?alpha=SQL%20Server%202014
<SQL Server 2016>
https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search?alpha=SQL%20Server%202016
<SQL Server 2017>
https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search?alpha=SQL%20Server%202017
では、本題です。
■SQL Serverのアップグレード方法について1
とは言っても、具体的に記載するわけではなくベストプラクティスが公開されておりますので、そちらの紹介になります。
■SQL Serverのアップグレード方法について2
上記1はスナップショットを利用したものになりますが、
他の方法(DatabaseMigrationWizard)もありますので、そちらも紹介します。
RDS for Microsoft SQL Serverの制限事項とデータ移行手順(SQLAzureMW) | Developers.IO
※いつも参考にさせてもらっています。ありがとうございます。
以上です。