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【書評】Azureを勉強するにあたり購入した参考書について2

Azureを勉強するにあたり、購入した書籍を紹介したいと思います。
書評ほどガッツリ記載するわけではないですが、これからAzureを勉強する人の参考になれば嬉しいです。

私は合計で2冊購入しました。本記事は2冊目の紹介です。
1冊目は下記です。

www.guri2o1667.work



書評は、「書籍の目次」の後に記載します。

 



■Azure定番システム設計・実装・運用ガイド オンプレミス資産をクラウド化するためのベストプラクティス



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Azure定番システム設計・実装・運用ガイド オンプレミス資産をクラウド化するためのベストプラクティス [ 日本マイクロソフト株式会社 ]

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■書籍の目次

第1章 Azureの基本と特徴

1.1 Azure とは
1.1.1 クラウドサービスの利点
1.1.2 Azure の利点

1.2 世界的なサービス展開
1.2.1 ジオとリージョン
1.2.2 リージョンペア
1.2.3 可用性ゾーン

1.3 IaaS とPaaS
1.3.1 代表的なIaaS
1.3.2 代表的なPaaS

1.4 リソースの作成
1.4.1 クラシックデプロイモデルとリソースマネージャーデプロイモデル
1.4.2 基本的な用語
1.4.3 名前付け規則の制限と慣例

1.5 Azure を利用し始めるには
1.5.1 アカウントの開設
1.5.2 サブスクリプションの作成
1.5.3 Azure の管理者
1.5.4 アカウントポータルとAzure ポータル
1.5.5 コマンドラインツール、Azure SDK およびAPI の利用

1.6 まとめ

第2章 リフト&シフトによる既存環境の移行

2.1 想定するシナリオ
2.1.1 現在の構成(BEFORE)
2.1.2 Azure 化へのプランニング
2.1.3 この章の流れ

2.2 リソースグループ
2.2.1 仮想マシンの利用に必要なリソース
2.2.2 リソースグループの設計
2.2.3 リソースグループの作成

2.3 仮想ネットワークとサブネット
2.3.1 仮想ネットワークの設計
2.3.2 仮想ネットワークの作成
2.3.3 DB サーバー用のサブネットの作成

2.4 ネットワークセキュリティグループ(NSG)
2.4.1 既定のNSG 規則
2.4.2 NSG の設計
2.4.3 Web サーバーを配置するサブネットのNSG の構成

2.5 ストレージアカウント
2.5.1 ストレージアカウントの作成
2.5.2 ストレージアカウントキーの管理

2.6 仮想マシンの作成(Web サーバー)
2.6.1 オンプレミス環境からAzure 環境に移行する手順
2.6.2 オンプレミス環境をVHD に変換する
2.6.3 Hyper-V での動作確認とアップロード前の準備
2.6.4 VHD ファイルのアップロード
2.6.5 管理ディスクの作成
2.6.6 管理ディスクからの仮想マシンの作成
2.6.7 仮想マシンの接続確認

2.7 Azure Load Balancer
2.7.1 Azure Load Balancer の作成
2.7.2 バックエンドプールの構成
2.7.3 正常性プローブの構成
2.7.4 負荷分散規則の構成

2.8 仮想マシンの作成(DB サーバー)
2.8.1 SQL Server のライセンスの持ち込み
2.8.2 DB サーバー用仮想マシンの新規作成
2.8.3 データの移行

2.9 Azure リソースの管理と監視
2.9.1 アクセス制御によるアクセス権の制御
2.9.2 仮想マシンの診断の構成
2.9.3 Azure Backup の構成
2.9.4 Azure Monitorによる障害・メンテナンス通知の受け取り
2.9.5 負荷が高いときのサイズアップと縮退稼働

2.10 仮想マシンに接続ができない・起動ができないときの復旧
2.10.1 ブート診断
2.10.2 仮想マシンの削除によるOS ディスクの分析
2.10.3 シリアルコンソールの利用

2.11 課題と展望

第3章 データベースサービスを使う

3.1 想定するシナリオ
3.1.1 現在の構成(BEFORE)
3.1.2 Azure 化へのプランニング
3.1.3 この章の流れ

3.2 Azure SQL Database の概要
3.2.1 論理サーバー
3.2.2 Azure SQL Database リソースの作成

3.3 Web サーバーの複製とTraffic Manager の構成

3.4 セキュリティの設定
3.4.1 サーバーレベルのファイアウォール規則
3.4.2 データベースレベルのファイアウォール規則
3.4.3 Virtual Network サービスエンドポイントと仮想ネットワーク規則

3.5 Azure SQL Database のパフォーマンススケーリング
3.5.1 サービスレベルとパフォーマンスレベル
3.5.2 データベーストランザクションユニット(DTU)
3.5.3 設定すべきパフォーマンスレベルの試算方法
3.5.4 vCoreライセンスモデル(プレビュー)

3.6 Azure SQL Database へのマイグレーション
3.6.1 Azure SQL Database の制限
3.6.2 データ移行方法の種類
3.6.3 Data Migration Assistant(DMA)を使ったデータ移行

3.7 Azure SQL Database の冗長化
3.7.1 Azure SQL Database の既定の冗長化メカニズム
3.7.2 アクティブgeo レプリケーション

3.8Azure SQL Database のバックアップ管理
3.8.1 Azure SQL Database が取得するバックアップの種類とタイミング
3.8.2  Azure SQL Databaseの長期バックアップリテンション期間(Long-term backup)

3.9 Azure SQL Database の復元
3.9.1 ポイントインタイムリストア(Point-in-Time Restore)
3.9.2 削除されたデータベースの復元
3.9.3 geo リストア

3.10 Azure SQL Database を利用するアプリケーションの注意事項
3.10.1  ADO.NET 4.5 以降を利用したアプリケーションを使用している場合の注意事項
3.10.2 接続タイムアウトならびにリトライの実装

3.11 Azure SQL Database のパフォーマンス監視と向上
3.11.1 パフォーマンスの推奨事項
3.11.2 Query Performance Insight
3.11.3 動的管理ビューを使ったAzure SQL Database の監視

3.12 課題と展望

第4章 App Serviceを使う

4.1 想定するシナリオ
4.1.1 現在の構成(BEFORE)
4.1.2 Azure 化へのプランニング
4.1.3 この章の流れ

4.2 Azure App ServiceとWeb App の概要
4.2.1 Web App の特徴
4.2.2 Web App(App Service)のアーキテクチャ
4.2.3 Web ワーカーとApp Service プラン
4.2.4 Web App の作成
4.2.5 Kudu コンソールからのASP.NET Web アプリケーションの作成

4.3 ASP.NET Web アプリケーションの移行
4.3.1 App Serviceで考慮が必要な点(システム)
4.3.2 App Serviceで考慮が必要な点(アプリケーション)
4.3.3 ASP.NET アプリケーションのデプロイ
4.3.4 カスタムドメインの移行
4.3.5 SSL 証明書の移行

4.4 ASP.NET セッション状態の移行
4.4.1 ASP.NET セッション状態のデータストア
4.4.2 セッション状態データストアとしてのSQL Database
4.4.3 Azure Redis Cache

4.5 課題と展望

第5章 負荷分散と地理冗長

5.1 想定するシナリオ
5.1.1 現在の構成(BEFORE)
5.1.2 Azure 化へのプランニング
5.1.3 この章の流れ

5.2 負荷分散の手法
5.2.1 ボトルネックの調査
5.2.2 対策の検討

5.3 自動スケール
5.3.1 自動スケールを構成する

5.4 Azure CDN
5.4.1 Azure CDN の種類
5.4.2 Azure CDN プロファイルの作成
5.4.3 Azure CDN のキャッシュサーバーを使うように構成する
5.4.4  クライアントの参照先をAzure CDNのキャッシュサーバーに変更する
5.4.5 キャッシュを削除する

5.5 Traffic Manager
5.5.1 Traffic Manager の動作の仕組み
5.5.2 Traffic Manager で提供されているルーティング方法
5.5.3 Traffic Manager のメリット
5.5.4 Traffic Manager の設定例
5.5.5 Traffic Manager を使った名前解決
5.5.6 対応しているエンドポイントの種類とエンドポイント監視
5.5.7 エンドポイント監視とフェールオーバー
5.5.8 Traffic ManagerをWeb App と組み合わせるシナリオ

5.6 地理冗長
5.6.1 計画
5.6.2 Azure Redis Cache の地理冗長構成
5.6.3 Web App の冗長構成
5.6.4 Traffic Manager の導入

5.7 災害が生じたときの切り替え
5.7.1 Azure Redis Cache の切り替え
5.7.2 SQL Database の切り替え
5.7.3 エンドポイントの切り替え

5.8 課題と展望

第6章 イントラネットをAzureに延伸する

6.1 想定するシナリオ
6.1.1 現在の構成(BEFORE)
6.1.2 Azure 化へのプランニング
6.1.3 オンプレミスとの接続方法のプランニング
6.1.4 サイト間VPN のプランニング

6.2 リソースグループの作成

6.3 仮想ネットワークの作成

6.4 サイト間VPN によるオンプレミスとの接続
6.4.1 仮想ネットワークに対するゲートウェイサブネットの追加
6.4.2 仮想ネットワークゲートウェイの作成
6.4.3 ローカルネットワークゲートウェイの作成
6.4.4 接続の作成

6.5 仮想ネットワークに対するDNS サーバーの設定

6.6 ドメインコントローラーの構築
6.6.1 ドメインコントローラーとなる仮想マシンの構築
6.6.2 ドメインコントローラーに固有の作業
6.6.3 ドメインコントローラーとしての仮想マシンの構成

6.7 メンバーサーバーの構築

6.8 課題と展望

第7章 Azureサポートチームからのベストプラクティスの紹介

7.1 高可用性の環境を考える
7.1.1 クラウドの現実
7.1.2 クラウド事業者と利用者の責任境界
7.1.3 Azureプラットフォームの可用性とSLA
7.1.4 高可用性・バックアップ・災害対策の違い
7.1.5 高可用性のAzure 環境を構築するためのヒント

7.2 メンテナンスを知る
7.2.1 仮想マシンのメンテナンスの種類
7.2.2 メンテナンスの影響を少なくするためのヒント
7.2.3 再起動を伴う計画メンテナンスの新機能

7.3 運用と監視
7.3.1 Azure が提供している監視機能
7.3.2 Azure の状態(Azure Status)
7.3.3 Azure Monitor
7.3.4 Azure Advisor

7.4 Azure サポートの紹介
7.4.1 Azure サポートの種類
7.4.2 Azure Blog の紹介

■書評


本書籍を購入したきっかけは、第6章の内容を業務で調査する必要があり体系的にまとまっていたためです。(ただ・・・ExpressRouteについては詳細が記載されておらず、そこが残念でした。)

1冊目とは違い、より詳細に(中級者向けかな・・・)一つの機能やサービスについて記載されております。
「オンプレ環境からAzureへの移行」方法や、「オンプレ⇒IaaS⇒PaaSへの段階的な移行方法」について書かれている点は、他の書籍にはない特徴的な点かと思います。
※Azure関連の本を書店で物色しましたが、このあたりについて言及している書籍は少なかったです。 実際の業務でも十分通用する内容でした。

★評価ポイント(おすすめポイント)★

・何といっても著者が全員現役のマイクロソフト社員!!!!
 ⇒ 信頼度抜群!!!

・記載内容が中級者向け
 ⇒ 若干、マニアックな章立てな気もするけど、読み応え十分!!!

・AzureMonitorとか実際の運用で使える機能も詳細に説明されている

★残念ポイント(おしいポイント)★

勝手に言いたいことを言うと、
・ExpressRouteの説明が欲しかった
・ApplicationGatewayの説明が欲しかった
・Azure Automationの説明が欲しかった
・PowerShellとかのInfrastructure as Codeについて記載されていると嬉しかった

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以上です。