過去の記事でLPIC304の体験記を書いたのですが、当時学習した内容を少しずつアップしていこうと思います。
※アップ順番はアルファベット順を予定。
今回は、「OpenStack」と「OpenVZ」についてです。
※過去の投稿は、一番下にリンクのみ記載しております。
↓LPIC304の体験記はこちら↓
↓使用した参考書はこちら↓
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徹底攻略LPIC-Level3-304教科書+問題集[Version-2-0]対応-徹底攻略シリーズ
【OpenStackについて】
OpenStackはクラウドシステムを実現するソフトウェアの一種。
IaaSとしての仮想マシンの実行と、PaaSとして様々なクラウドサービスを提供する。
PaaSでは仮想マシンのインスタンスを管理者が直接構築・管理することなく、様々なリソースを利用できる。
例えば次のようなものがある。※()内はOpenStackのサービス名
ブロックストレージ (Cinder)
オブジェクトストレージ (Swift)
サーバーレスのコンピューティングリソース (Qinling)
RDBMS (Trove)
※ただし、RDBMS (Trove)に関しては使用開始後は仮想マシンの管理は不要になるが、構築の段階でベースとなる仮想マシンが必要となる。
【OpenVZについて】
■概要
Dockerみたいなもの。
Linuxカーネルをベースにしたコンテナ型のOS仮想化。
コンテナの為、各ゲスト間でカーネルを共有している。
■注意点
Windows系は動かすことができない。< ホストOSがLinux(=Linuxカーネル)のため。
■コマンド
コンテナに対する各種操作はvzctlコマンドを利用する。
書式: vzctl <サブコマンド> <コンテナID>
サブコマンド 説明
create コンテナ作成
destroy コンテナ破棄
exec OS上の任意のコマンドの実行
exec2 上記+exitコードを返す
restart コンテナの再起動
set 各種設定
start コンテナ起動
stop コンテナ停止
suspend コンテナ一時停止
■試験料について
15,000円です。
※前は30,000円だったので半額になった。
(2020/1/10更新)
LPIC304関連のブログは下記の通りです。
興味ある方は一度目を通してもらえると、(何かしらの)役に立つ・・・??
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