過去の記事でLPIC304の体験記を書いたのですが、当時学習した内容を少しずつアップしていこうと思います。
※アップ順番はアルファベット順を予定。
今回は、「OCFS2(Oracle Cluster File System Version 2)」 についてです。
※過去の投稿は、一番下にリンクのみ記載しております。
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徹底攻略LPIC-Level3-304教科書+問題集[Version-2-0]対応-徹底攻略シリーズ
【OCFS2(Oracle Cluster File System Version 2)について】
OCFS2(Oracle Cluster File System Version 2)はファイルシステムをクラスタ化するのみであり、その他のリソース(サービス等)をクラスタ化する場合は、ほかのクラスタソフトを使用する必要がある。
ファイルシステムのみのクラスタであれば、OCFS2は独自のクラスタマネージャ(O2CB)を搭載しているため、ほかのクラスタソフトは不要である。
■O2CB
OCFS2のクラスタマネージャ。
■O2CBクラスタのコンポーネント
O2hb(Heartbeat)
O2dlm(分散ロックマネージャ)
O2nm(ノードマネージャ)
■heartbeat実行モード
OCFS2でクラスタノードの死活監視(heartbeat)は「ユーザ空間での実行」と「カーネル空間での実行」が可能である。
推奨はユーザ空間での実行である。
ユーザ空間を指定する場合、
パラメータ"O2CB_HEARTBEAT_MODE = user"
カーネル空間を指定する場合、
パラメータ"O2CB_HEARTBEAT_MODE = kernel"
■各種コマンド
設定変更
tunefs.ocfs2
■設定ファイル
/etc/ocfs2/cluster.conf ・・・OCFS2ファイルシステムを利用するノードと、協調するO2CBクラスタの設定ファイル。
/etc/sysconfig/o2cb ・・・ o2cbクラスタスタックに関する基本設定の為のファイル。
■試験料について
15,000円です。
※前は30,000円だったので半額になった。
(2020/1/10更新)
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興味ある方は一度目を通してもらえると、(何かしらの)役に立つ・・・??
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