AWSで物理ホストを占有したい場合、2つの方法があります。
① 「専用-専用ハードウェアインスタンスの実行」
② 「Dedicated Host」
上記で共通しているのは、
・専用の物理サーバが用意され、その上でEC2インスタンスを起動することができる
という点です。
では、何が違うのか。
結論から記載すると、
①の上位版が②って感じです。
②では、
・物理ホストのインスタンスの配置を制御したり、どういう配置状況なのかを確認することができます。
・ソフトウェアライセンスを持ち込むことができます。
・物理ホスト単位での課金となり、物理ホスト上のEC2インスタンスごとの課金ではなくなります。
・AWS Marketplaceで提供されるAMIは使用することができません。
① 「専用-専用ハードウェアインスタンスの実行」
② 「Dedicated Host」
上記で共通しているのは、
・専用の物理サーバが用意され、その上でEC2インスタンスを起動することができる
という点です。
では、何が違うのか。
結論から記載すると、
①の上位版が②って感じです。
②では、
・物理ホストのインスタンスの配置を制御したり、どういう配置状況なのかを確認することができます。
・ソフトウェアライセンスを持ち込むことができます。
・物理ホスト単位での課金となり、物理ホスト上のEC2インスタンスごとの課金ではなくなります。
・AWS Marketplaceで提供されるAMIは使用することができません。
■テナンシー(=テナント属性)
インスタンス作成時に以下のように、「テナンシー」を選択することができる。
デフォルトでは「共有」(=default)が選択されている。
■共有ハードウェアインスタンスの実行
EC2インスタンスを、第三者と共有している物理ホスト上で起動すること。
特に要件がない限り、当該項目で問題ないが、ライセンス等で物理ホストを占有したい場合は、「専用」「Dedicated Host」のどちらかを選択する。
■専有ハードウェアインスタンスの実行(=Dedicatedインスタンス)
EC2インスタンスは、デフォルトではAZの中の任意の物理ホスト上に起動する。
そのため、物理ホスト上のインスタンスには、視覚化はされないが別アカウントのインスタンスが存在している場合もある。
ソフトウェアのライセンス等で、物理ホストを占有したい場合があるが、その際に利用するのが、「Dedicatedインスタンス」。
Dedicatedインスタンスは、別のアカウントのEC2インスタンスがホスト上で動作しないことを保証している。
※別アカウントのEC2は配置されないが、その配置自体(=ホスト指定した配置)を制御することはできない。
(物理ホストのどのホストに配置するかを制御したい場合には、Dedicatedホストを使用する必要がある。)
■Dedicatedホスト
物理ホストへのインスタンス配置が制御・確認可能。
それ以外の違いについては、下記表を参照。
■Dedicatedインスタンス(=ハードウェア専有インスタンス)とDedicated Hosts の違い
■ハードウェア専有インスタンスの実装方法(2種類)
① インスタンスのテナント属性をdefaultに設定してVPCを作成し、起動時にハードウェア専有インスタンス(=Dedicatedインスタンス)を選択する。
② インスタンスのテナント属性をdedicated(=このVPC内に起動されたすべてのインスタンスはハードウェア専有インスタンス)に設定してVPC作成
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